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国際スピード郵便(EMS)とは

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郵便局の窓口で海外発送について問い合わせると、なぜかEMSをよく勧められます。EMSは事故補償も2万円までついているので便利です。2万円以上の事故補償は、2万円毎に50円かかります。200万円まで補償可能です。郵便局のホームページに料金体系の表がありますので、そちらをご参照ください。

第一地帯への発送の場合、2000グラムまででしたら、他の発送方法よりEMSの方がお得です。500〜1000グラムまでは、100グラム単位で送料が変わっていきます。小包の重量が2キロを超えると、航空便やSALの方が若干安くなりますが、その他の地帯では、EMSの方が安いです。

重さが増していくにつれ、どの地域への発送でも、EMSを使うよりも、航空便やSALを使った方が送料が安くなります。

航空便を使うならSALの方が安いです。EMSの方が高い場合は、SALを使うことになります。

筆者はEMSとSALの違いが、いまいちよく分かりませんでした。以前5キロ程度の商品をヨーロッパの或る国へ発送しようと、EMSを使う旨メールで伝えたら、EMSは高すぎるからSALにしてくれと言われました。

SALが7300円で、EMSが8600円でした。郵便局の窓口で問い合わせると、なぜかEMSの方をしきりに勧めてきました。SALなど眼中にないといったような猛攻に、結局差額はこちらが出すからということで、ヨーロッパの落札者にEMSでの発送を承諾させました。

その後ヨーロッパの方は月末に入金するといったものの音沙汰なしになったので発送する機会を失ったのですが、数ヶ月後に台湾の方からの落札があり、事故補償希望でしたので、EMSで発送しました。

国際スピード郵便というだけあってEMSは早いです。台湾まででしたら翌々日に届きます。ひょっとすると、それがEMSの利点なのかもしれません。

SALは船便よりも早く、航空便よりも安いというのが売り物です。EMSは小包の速達扱いと言ったところでしょうか。