スタイルシートはHTMLに組み込むやり方と、外部ファイルから読み込むやり方の二つの方法があります。
ページに組み込むと、ページ毎にスタイルシートの構文を記入することになるので、ファイルの大きさが若干増しますが、外部ファイルからだと、ページ毎に記入しなくても良いだけでなく、作った後でデザインや配色が気に入らなくて変えたいと思った時、ウェブサイト全体のデザインをいっぺんに変えることが出来ます。
例えばウェブサイトが20ページあるとして、ページ全体の文字の色を変えたいと思ったとき、HTMLタグで作った場合やHTMLにスタイルシートを組み込んでいると、変更部分のタグを20ページすべて変更しなければならず物凄く手間がかかりますが、スタイルシートを外部ファイルから読み込んでいる場合は、外部ファイルの記述をちょこっと変えるだけで20ページ全ての文字の色を変えることが出来ます。
スタイルシートの外部ファイルは司令塔のようなものです。外部ファイルの指定を書き換えるだけで、ページ全体のデザインを変えることが出来ます。トップページ一枚をCLASSタグを使って細かく指定して丹念に作り込んでいけば、後々デザインの幅や文字の色、背景色などを手軽に変更できるようになります。
HTML文書やスタイルシートの外部ファイルは、Windowsのメモ帳で作れます。HTML辞典やスタイルシート辞典を参考にしながらタグを書き込んで、保存する時に、拡張子「.html」を付け足せばHTMLファイルに、「.css」を付け足せばスタイルシートファイルとして保存されます。