初心者のためのインターネットオークションガイド

楽天オークション徹底攻略! 旧サービスとの主な変更点

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楽天フリマと楽天スーパーオークションが合体して、新生楽天オークションが誕生しました。さっそく使ってみたのでレポートしてみたいと思います。


最長2週間出品・自動再出品6回

まず変更点ですが、2週間出品でき、再出品も6回できるようになりました。アイコンのオプション機能も今のところ無料で使えるみたいで、システムやインターフェイスはかなりスッキリしています。

以前は出品の途中でも、説明欄を自由に変更できましたが、安全性からか、出品中の編集はヤフオクのように後付けのみとなりました。出品の際、デフォルトで「中古」にチェックされているので、間違えて出品をキャンセルして、再出品しなければなりませんでした。出品は慣れると楽です。


相手に個人情報を知られない完全匿名オークション

ただし、ガチガチに安全性を追及したために、出品落札両者とも、自由に発送方法は選べず、ゆうパック、書き留めゆうパック、ポスパケットの3種のみ利用可能となりました。送料は一般のポスパケットやゆうパックよりも150円割り増しになります。

というのも、楽天オークションでは、新たに取引相手双方に住所や名前などの個人情報を知られずに取引できるという独自のエスクローサービスシステムに一本化したためです。ゆうパックやポスパケットの伝票の宛名欄には、楽天が用意したコードを書くような仕様になっています。

落札金額の支払い方法はクレジットカードの引き落としか銀行振込になり、楽天の口座に一旦支払われた後、落札者側が荷物受取を楽天に通知(もしくは放置)すると、楽天の口座から出品者の登録した銀行口座に支払われる仕組みになっています。

出品者側は送料込みの落札代金を、毎日受け取りか1ヶ月に一度受け取りか選ぶことが出来ます。振り込まれる際に、出品者は振込手数料を負担しなければなりませんが、登録口座が三井住友銀行ですと、振込手数料が無料になります。


発送方法はゆうパック・ポスパケットのみで送料が割高

取引相手に住所や名前、口座番号を知られずにオークションを楽しめるという安全性をアピールして、集客を呼び込もうという戦略がうかがえますが、安全性のために融通性が犠牲にされているのも否めません。発送にゆうパックトポスパケットしか使えないのは、既存ユーザーには抵抗感があります。

例えば、定形外郵便ですと140円や200円で送れる商品でも、楽天指定のポスパケットしか使えませんので、最低550円かかります。この辺りは何らかの形で今後改善されていく可能性もあります。